Intelプロセッサ搭載Macで「空間オーディオ」が使えるかどうかの実証実験をしました。
環境はMonterey macOS 12のベータ版(21A5534d)。使用機種はMacBookPro(15-inch, 2018、2.9 GHz Intel Core i9、メモリ32 GB、Radeon Pro Vega 20)にUSB C to HDMIケーブルでDENONのAVR-X550BTと接続。
Apple Musicで「空間サウンド」音源を再生し、問題なくサラウンド再生ができていることがわかりました。
いろいろなサイトでIntelプロセッサ搭載Macで「空間オーディオ」が使えない的な記事があったようですが、うれしい意味で裏切られる結果となりました。
Appleの公式ページの「Mac でドルビーアトモスを聴く方法を選ぶ」に「MacBook Pro (2018 年モデル以降)、MacBook Air (2018 年モデル以降)、iMac (2021 年モデル) の内蔵スピーカー」でも「空間オーディオ」を利用可能との記述があります。
ということは内蔵スピーカーでも「空間オーディオ」やなMacBook Pro。今度試してみよう。
AVアンプ接続に関しては言及されていませんが、この実証で利用可能なことがわかりました。
実証していないのでなんともですが、上記のラインアップから考えると「Apple T2 セキュリティチップ搭載モデルの Mac」だとおそらくAVアンプを利用すれば「空間オーディオ」を楽しむことができるのではないでしょうか。
また、同様に「IINA」を利用してDolbyの「ChannelCheck(チャンネルチェック)を利用し、サラウンド再生されるかどうかをチェックをしてみました。
この実験結果もM1 Mac同様にサラウンドファイルを持つ映像データでサラウンド出力されている事がわかりました。
でも、同じケーブルを利用して同じ接続をしているのですがM1 MacMiniは32インチモニターで3008×1692表示ができているのに対して、MacBookPro 15-inch 2018と接続した場合は4KもしくはフルHDしか選択できませんでした。
サラウンド関連の情報はこちらからまとめてみることができます。
※Monterey macOS 12のベータ版(21A5534d)での検証であり、MacBookPro 15-inch 2018とDENONのAVR-X550BTでの運用レポートです。異なる環境の場合は異なる結果になる事もあることをご了承ください。