Googleは、Chromeの自動入力システムに「Virtual Card Numbers」という機能を追加し、ウェブ上で買い物をする際にクレジットカードやデビットカードの番号を隠すことができるようにするそうです。Googleは、この機能により、GoogleやApple Payなどのオプションに対応していないサイトでも、安全に買い物をすることが容易になるとしています。
基本的には、Chromeの自動入力機能を使ってクレジットカード情報を入力するのと同じ工程だが、セキュリティの層が追加されており、Googleのバーチャルカードを使えば、カード番号を業者に渡して悪用された場合、銀行に連絡して請求額を元に戻し、カードを解約しなければならないようなことは起こらないとGoogleのBill Ready氏はインタビューに答えている。
Googleのバーチャルカード番号は、クレジットカードを利用できるサイトであればどこでも利用することができます。また、Googleはバーチャルカードを使用しても「何も請求しない」ので、ベンダーは利益の一部を諦める必要がなく、顧客もクレジットカードの詳細を渡す必要がないということです。