Macユーザーにはなじみの薄い「DisplayPort」。
GPU(グラフィックボード)、ディスプレイの背面にはHDMIとDisplayPortがついています。現在はDisplayPortは1.4が主流です。DisplayPort 2.0は、2019年にVideo Electronics Standards Association(VESA)によって発表されたのですが、今日までこの技術をサポートしたデバイスがありませんでした(ケーブルはなぜか売られていますが)。
今週、3つのメーカーがいずれもDisplayPort 2.0認証に合格したことを明らかにしたため、この状況は変わりそうです。VESAは、AMDのRyzen 6000ラップトップCPUが、Ultra-high Bit Rate 10(UHBR10)として知られる10GbpsリンクレートでDisplayPort 2.0をサポートすることが認定されたと発表しています。
最大性能としては、非圧縮で10K(10,240×4,320)/60Hz/8bit/4:4:4映像を、DSC圧縮の場合は16K(15,360×8,460)/60Hz/10bit/4:4:4/HDR映像の伝送が可能になるといいます。
ついにDisplayPort 2.0時代の到来ですかね。
DisplayPortはHDMIと違って個別のライセンス料がかかりませんので、大量に作る場合はコスト安く生産することができます。
その辺りがグラフィックボードやディスプレイに多用されている理由なんですね。MacユーザーはなぜかUCB-Cケーブルが使えるディスプレイを選びがちですが。
私はMacユーザーですが、eGPUを使用しているのでDisplayPort使っています。このポートが良いところはボタンを押して指仕込む仕組みなので、いちど接続してやれば抜けることが無いんですよね。