結構多くのApple TV 4Kユーザーが「Dolby Atmos」対応のAVアンプではない機種を利用しているケースは多いと思う。私自身5.1ch出力に対応したAVアンプしか持っていない。
実は「Special Audio(空間オーディオ)」はDolby Atmosを全面に押し出しているので仕方のないことなのかもしれない。AppleのホームページにもDolby Atmos対応のAVレシーバーを利用と書かれてある。
まずはMusic Appで「Special Audio(空間オーディオ)」を利用する切り替えをする必要があります。
- Apple TV で、「設定」>「App」を選択します。
- 「ミュージック」を選択します。
- 「ドルビーアトモス」を選択し、「自動」に切り替えます
これで「Special Audio(空間オーディオ)」を使うための設定が完了です。
しかし、私の環境のように5.1ch(Dolby Atmos非対応)のAVアンプに接続して「Special Audio(空間オーディオ)」を再生すると、
音が変!全然サラウンドで再生されない!!
音が左側に偏って再生され、本来再生されるべきスピーカーから音が出ていない感じです。
これならステレオとかDolby PLII(疑似サラウンド)で再生した方はまだまし。
「Dolby Atmos」対応のAVアンプじゃないとだめなのかな〜とか思ったのですが、下記設定で問題解消です。
- 「設定」>「ビデオとオーディオ」を選択します。
- 「オーディオフォーマット」>「フォーマットを変更」を選択します。
- 「ドルビーデジタル5.1」を選択
これで、5.1chのAVアンプでも「Special Audio(空間オーディオ) with Dolby Digital」を楽しむことができます。
「Special Audio(空間オーディオ)」再生時は思い切り「Dolby Digital」で再生中ですよって感じでした。下の写真のようにパススルーでAVアンプにDolbyのデータを送付しているモードに切り替わります。
どうも「Dolby Atmos」の音源は下位のDolby音源との互換性で注意が必要なようです。
「Special Audio(空間オーディオ)」はかなりの迫力で再生されていますが、型落ちの無理矢理設定みたいで、、、少しいやだなぁ。
そろそろ「Dolby Atmos」対応のAVアンプの購入を検討した方がいいのかな〜。
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