今まではミーティングルームで液晶TV + Mac mini(Early 2009)という構成で使っていたいました。
ミーティングルームの画面での動画の修正や印刷物の修正等を(クライアントの)目の前で完結するとお互いのタイムロスが少なく効率がいいです。社内でも最近はそのような使い方が増えています。
Mac miniで十分な気がしますが、問題点もあります。
- プレゼンでしか使用しないPCにアプリを購入しインストールすることは経費が無駄にかかる。
- パフォーマンスが高くないPCでは動画の再生・修正・プレゼンは難しい。
- アプリのバージョンやプラグインの互換性の問題が生じることがある。
- Mac miniは結構な値段がする。
- プレゼンが円滑にできるように事前にMac miniで動作確認をしないといけない(時間のロス)。
ミーティング中にファイル抜けやファイルが開けない等のトラブルはたまにあります。その時には自分やスタッフのPCを利用するためにMac miniから画面共有をしてMac miniのキーボードやマウスでプレゼンしないといけない等、不便な事が多くありました。
社内でレンダリングを非作業PCで遠隔操作をする際や、他のPCの設定を遠隔で操作できること等に関しては、画面共有はかなり使える機能です。しかし目的をミラーリングを目的とした機能ではありません(音声も元になるパソコンから出力されます)。
それでも、新しいMac miniを購入しプレゼンができる環境づくりを検討をしていました。
しかし、プライベートでApple TVの購入を検討していると「あれ?AirPlay機能使えば仕事でむっちゃ使えるんじゃね?iPadでプレゼンできるし!」という事で買っちゃいました(今更ですみません、、、)。
購入したのは「Apple TV HD」。会社のミーティングルームのTVは普通のフルHDのテレビですし、思ったように使えなかったときのリスクも考え、最も安いもので。
あれ?Apple TVのAirPlayってまさかのPCの画面は端まで表示できない(黒フチが付いちゃうの?)!!
いえいえ、設定がこんな所にありました。アンダースキャンをOFFにしてやると全画面表示ができるようになりました(PCモニタでも、TVでも同じ症状がおこるということはPC接続はここを注意しないといけない設定かもしれません。接続は共にHDMI接続)
しかも、音声が接続先のApple TVから流れるので、動画のプレゼン等にも十分ですね(細かい画像チェック等の段階での利用はもちろん無理ですが、そういうのはファイルの実物で確認し合いますしね)。普段使っているパソコンなので、ファイルが別の場所と言うことも無いですし、扱いなれている環境でプレゼンできるのは非常に便利です(他のクライアントのファイル等見られたら困るファイルはデスクトップから移動しておいてくださいね。笑。)。
ミーティングでクライアントさんが自身のiPadでYouTubeの画像を調べて「こういうイメージなんですよ」とAirPlay接続の大画面で具体的に見せ合いながら話ができる環境はかなりいいです!
すべての方に有益なApple TVの使い方ではないのだと思いますが、同じようなケースを求めている方もいらっしゃるのではと記事にしてみました。
これで終わりの記事のはずなのに、今回なんで「その1」ってしてしまった?「その2」をなにか考えないとですね。