価格構成の高額感と全体に角張ったデザインはMacBook G4 Titaniumとコンセプトとデザインが似ています。過去のMacにおいても画期的だったMacBook G4 Titaniumをオマージュしているのでしょうか。
その当時もWindowsとは全く別のIBM Power PCというCPUを搭載していました。2005年のG5を最後にIntelマックへ移行することになりますが、PowerMac G5の筐体は2012年まで使われることとなりました。
2006年1月にIntel化に舵を切りました。Appleの独自性の喪失に対する失望もありましたが、実はIntelのCPUの方がPower PCよりスペックが高かったという事実に驚いた事を思いだします。昨日までIntelよりすごいって宣伝してたやん!なんだったん?信じていた俺たち!みたいな思いも色々ありましたが、それ以上にBootCampでバーチャルではなくWindowsがMacの筐体で走るということに感動したものです。
それから時が経ち2020年にApple Silicon(M1)Macが発売され、また独自路線に戻ることになります。大丈夫なのか?という声を簡単に打ち消すことができるスペックと価格に驚きを隠せませんでした。
たった14年間の短いIntel時代の終焉です。
2021年にApple Silicon Mac初の新型筐体が発売されました。2002年発売の独自CPUであったMacBook G4 Titaniumと似ているというのは20年(ほぼ)の年月との不思議な縁を感じます。
きっと数年後にはスマホでPCの代わりにモニター出力ができ、MacとiPhoneのハイブリッドのような商品も出てくるのでしょう。同じライン上にあるApple Siliconだからこそ、そういう未来も感じることができます。
その時にはiPhoneではなくApple PhoneとかMac Phoneとかの名称に変わるのでしょうかね。
とりあえずは、デリバリー目前のMacBook Proがどのぐらいすごいマシンなのか。いろいろなレビューが楽しみです。