起動音が復活した「Big Sur」のパブリックベータ版を一足先にプレビューします。第一印象はデフォルトのデスクトップピクチャーが派手。
というよりも、まさか起動音が復活しているとの事前情報を持ってなかったので、再起動したときに起動音が鳴ったときは「感動した!」
無駄に何回も再起動させてしまった。ビジュアル的な部分は下に書いていきますが、起動音の追加(音も結構重低音に変わった)もそうですが、デスクトップピクチャーの音等の効果音が色々変わっています。
私がテストをしているバージョンはBeta 8です。おそらく、GMが近いのでは無いかというぐらい安定しています。
新しくなったアイコン
フォルダやHDD、リムーバルメディアのアイコンも新しくなっていますし、Appleのアプリのアイコンも大きく変更されています。プレビューのアイコンなどは変わりすぎていて、最初はとまどってしまいました。
このあたりは好みの問題ですので、いずれなれてくるでしょう。iOSのアイコンと同じように角円のデザインがデフォルトということでしょうか。メッセージアプリやFaceTimeアプリなどはiOSのアイコンより陰影が深いというか立体的になっているイメージでしょうか。
現時点での不具合等の報告
- Canonの複合機のドライバがうまく動いておらず、プリントアウトがおかしくなる(社内の別のパソコンからプリントアウト対応)。
- Intego Internet Security(ウイルスソフト)のリアルタイムスキャンがで着なくなっている(アップデート待ちか)。
- Chrome、Firefoxの動きがおかしくなることがある。特にFirefoxはタグの切り替えがうまくできない等の症状がでる(正式リリース時にはきっと)。
- Adobeのソフトは別段問題なく動いているが、少しまったりした動きになったり、新規のコンポジション(AE)、新規書類(AI)の時点でなかなかファイルが作成されない等がまれにある(アプデで少しは良くなるか、Adobeにはあまり期待しないことにした)。
- 音量調整やBluetooth等の切り替えがiOSのようになっているのは少し使いにくい。(下記写真)
- 今までは時計をクリックしたら年度が出ていたけれど、ウィジットが出てくるので慣れが必要か。
良いと思える点
- Safariが今まで以上にサクサク動く印象。Catalinaの時にはChromeの方が色々と使いやすい印象だったが、Big Surを使い始めてほとんどSafariでブラウジングしている。
- iOS同様にメッセージの上位によく使う項目を固定することができるので、結構便利。
- AppのiOSからの移植(Mac Catalyst)が進んで、フェイスブックのTwitterだけでなくFacebookのMessengerアプリは非常に便利がいい。Gmailの公式アプリやグーグルマップが移植されるとさらに便利になる予感がする。
- OS事態の動作は軽快で、Catalinaの方が良いと思う要素は今のところない。
- eGPU、Thunderbolt3で利用しているのPCIカード類も問題なく動作している。
- ATOK(Ver.31.2.0)も問題なく動作。
使用し始めて1週間がたつけれど、仕事をがっつりしている割にはプリントアウト以外の点で特に問題が生じてはいない。
Catalinaの際にはクリエイティブ業界の周りの方々にアップデートは少し控えた方がと言ってきたが、今回は日常的に使用するドライバ等が出そろえばCatalinaからBig Surへの移行は問題なくできそうです。
記事を書いている今は2020年9月23日(あ、また時間をクリックしてしまった)ですが、正式リリースはいつになるのでしょうか?
新しいiPhoneの発売と同時に発表するとなんか注目度下がりそうだし、、、そのころにきっと何か新しいMacが発表されるんだろうな。
CPUのインテルの現行から型落ちになっているのはMacBook Pro 16inch、iMac Pro、Mac miniといったところかな、Mac miniはARMのチップ(アップルシリコン)でという噂も出ているからMacBook Proといったところか。iMac ProはMac Proとの棲み分けという意味ではわざわざリニューアルする意味もなさそうだし。
でも、このBig SurはARMチップ(アップルシリコン)でも動作するとの話なので何かARMベースのMacが登場する線もあるかも!10月末までは何かと楽しみなApple祭りですね。