建物内の違う場所で10Gb Ethernetを利用するには各場所に10Gb対応のハブを設置する必要がある。もちろん、ベースのハブから何本も線を出せばよいのだろうが、通常は各所に1本づづ有線LANを引いておくのが普通である。
過去の記事にかいてあるようように、ファイル共有においても10GbのLANは効果を発揮することがわかっている。ただ、どうしても10G base-T対応のハブは未だに価格が高い。バッファローのLXW-10G2/2G4はINとOUTに10Gb Ethernetを利用できるポートが2つありその他の4ポートは2.5Gbで通信ができるという優れもの。
2.5Gb Ethernetを利用できるイーサーネットのアダプターは3,500円〜5,000円程度(2021年10月)で販売されているので購入のハードルも低い。弊社においても動画編集の授受をするPCは10Gb Ethernetを採用してそれ以外の機種は2.5Gb Ethernetを採用している。
ただ、この「LXW-10G2/2G4」だがファンがないこともあり異常に熱くなる。
どの程度の熱さかといえば天板に手を押さえつけると我慢しておいておくことができないほどだ(おそらくやけどする)。接地面の板も同様にかなり熱くなる。
別段、使用に支障が無ければ設置場所を工夫すればよいだけのことなのだが。
今年の夏には勝てず熱暴走が起こった。
スタッフからネットにつながらないという悲鳴の声を数日に一度は聞きハブの電源を再起動すると直るということを繰り返していたが、あまりにも仕事の効率が悪いので冷却を考えることにした。
購入したのは「upHere 120mm USB扇風機 USB冷却ファン ミニ送風機 静音タイプ 1600PRM (2本1セット)」2個で1,680円のファン。これは上下にゴムのスペーサーをつけることができる便利ものだ。
ありあえず、こいつのファンを下から上に吹き上げる設定にしてその上に「LXW-10G2/2G4」を設置するという方法をとることにした。上において冷やすという方法もあったのだが、背面の天板との密接で熱がこもるこもる可能性を考慮してこのように配置することにした。
本当にただ、載せるだけなのだがLXW-10G2/2G4」本体の天板はほのかに熱いというレベルまで温度が下がった。ファンを設置以降トラブル無く稼働してくれている。
余談ではあるが弊社にある8ポートのスイッチングハブ「NETGEAR XS508M」もまあまあ熱くはなるのだが可変のファンが内蔵されているので購入から一度もトラブルはない。
実はファンだけど収まら無かったときのためにヒートシンクも買っていたのだが、、、、使い道がないので8ポートのスイッチングハブの足にして本体と板面の間に隙間を持たせる下駄として有効活用しました(笑)