Ankerの87Wモバイルバッテリー(Anker PowerCore III Elite 25600 87W)が外出先でどのぐらいの時間使えるかを実験します。
このバッテリー型式の通り25600mAhという容量。
サイズは約183.5 x 82.4 x 24.0mm(約573g)とMacBook Airをフル充電できる容量だけにまあまあボリュームとウエイトがあります。
昨年購入したのですが、コロナ禍で外出することが少なかったので利用チャンスがほぼありませんでしたが、本日、1日8時間の研修に参加することになりましたので87Wモバイルバッテリー単体でどのぐらいの時間駆動できるか時間を計ります。
この研修会場(ホテルの宴会場)も例に漏れず電源が近くにありません。Core i9搭載のMacBook Pro 15インチの内蔵バッテリーだけだと一日もたないんすよね。
こういう時に大容量のモバイルバッテリーがあると利用時間を大幅に引き延ばすことが可能です。
環境はMonterey macOS 12のベータ版(21A5552a)。使用機種はMacBook Pro(15-inch, 2018、2.9 GHz Intel Core i9、メモリ32 GB、Radeon Pro Vega 20)をAnker PowerCore III Elite 25600 87WとThunderbolt3ケーブルで接続。
MacBook Proのバッテリーとモバイルバッテリーともに満タン充電状態からスタートします。
モバイルバッテリーを接続すると上記の写真のように充電時と同じように充電マークが点灯します(システム環境設定は電源アダプタを接続した時の扱いになりますので、外出時にモバイルバッテリーを電源と使用するときは設定の確認が必要です)。
今回はリアルな研修会での使用ですのでCPU負荷があまりない使用環境でのテストです。
- 画面は常時点灯(常時表示)
- WIFI接続でインターネットに接続
- 使用アプリケーションはSafari、Chrome、Photoshop、mi、メモ、カレンダー等
- Adobe CCとドロップボックスはバックグラウンドで起動
- 動画のレンダリング等のヘビーな作業はしない。画像リサイズとブラウジングがメイン。
- グラフィックの自動切り替え(オフ)
- 低電力モード(オフ)
AM9:00 研修開始(モバイルバッテリーに接続を開始しました)
AM10:30(1時間半経過)LEDランプがひとつ消えました。
PM 12:00 (3時間経過)
LEDランプは全部で8個なのですが、残り3つになりました。これから昼休みに入るので、その間はスリープします。
PM13:00 研修開始(スリープ解除)
LEDは残り3つのままですが後どのぐらい持つのでしょうか?
PM13:17 ひとつ消えてLEDランプの残り2つ。
PM13:30 またひとつ消えてLEDランプの残りラスト1つ。
最後のひとつはまあまあ粘ります(給油ランプついてから結構距離走れる感じ?)
PM13:57 最後のランプが点滅を開始しました。
PM14:10(4時間10分)すべてのランプが切れ充電マークが消えました。
思った以上に長時間駆動ができたのではないかと思います。
そして、MacBook Proのバッテリー駆動している間にモバイルバッテリーを充電しておけばさらにバッテリー駆動が延長できます。電源が近くになくても壁電源やコードリールで充電ができるのもモバイルバッテリーならではの利便性ですね。
そしてMacBook Proはバッテリー駆動開始
PM16:00 MacBook Pro バッテリー77%
この後はパソコンを開けない環境だったので、実験はここで終了です。
結果は併用することで6時間駆動が可能な事を確認。本体のバッテリー残は77%(そのうち約4時間はモバイルバッテリー駆動)でした。
これを多いととるか少ないととるかは人それぞれだと思いますが、外出時のバッテリー切れは致命的ですので、このモバイルバッテリーを持って歩くことで数時間のゆとりが生まれるのはありがたいですね。
消費電力の少ないApple silicon(M1)ノートと併用するとトータルで2日ぐらい使えたりするんでしょうかね〜。