9to5Macによると16インチのMacBook Proが9月に発売される予定との報道。
遅れているIntelの10mmプロセッサである「Ice Lake」が生産を開始していて、ちょうどその頃に発売という報道もあり、一見信憑性が高いようにも思えます。
しかし、「Ice Lake」プロセッサはSunny Coveアーキテクチャに基づいて設計された、最大4コア/最大8スレッド(ターボブースト時には最大4.1GHz/GPUは最大1.1GHzで駆動)。
いくら10mmプロセスで処理速度が上がっているとはいえ、8コア/16スレッドのCPUを搭載している今のMacBook Proが4コアで登場することも無いでしょうし、今と同じCPU構成では魅力が少なすぎる気がします(インテルからは新しいCPUの発表は今のところはない)。
そうなってくると登場は10mmプロセッサの8コア/16スレッドか10コア/20スレッドの「Ice Lake」が出る頃では?と思うのだがどうなのだろう。
この「Ice Lake」はかなり優れものでThunderbolt 3やWi-Fi 6を内蔵しているので内部バスでロスが無く、かなり高速なアクセスが可能になるようです。これに16インチ仕様が登場すれば次世代感もありますし、ユーザーの購買欲をかき立てることも出来るでしょう。
事実、9to5Macの記事にも仕様の予想は難しいとも書いてあります。
秋にはMacPro 2019の発売もあるので、購買層がかぶっている所にぶつけて同時期に発売をする意味もあまり感じれません。
アップルとインテルが隠し球を持っている事に期待をして秋を楽しみにしましょうかね〜。もしかしたらベゼルレスで「Ice Lake」4コア/8スレッドにふさわしいもう少し小さいインチのMacBookシリーズという可能性も期待したいですね(MacBookもラインナップから消えたことですし)。