バイワイヤリング接続っていったいなんだ?
下の写真を見てもらえればわかると思いますが、スピカーの入力端子が2個(端子数で言えば4個)ついているスピーカーがあります。購入した状態だと金属のプレートや下写真のようにワイヤー(ジャンパーピン、ジャンパーケーブル)でつながれています。
これは低域と高域の入力を分けて入力することができる機能をもっているスピーカーということになります。
私のメインスピーカーはDENONのSC-CX101-Mというピュアオーディオ用のスピーカーです。最近はDENONは本格的スピーカーを出していませんので、DENON最後の本格スピーカーといった感じでしょうか。
まあ、中古で安く買ったので熱く語るほどではありません。音に関しては非常に満足しています。
以前は今のサラウンドスピーカーとして使っている、SC-A33SGをメインとして使っていたのですが(コンパクトで奥行きもなく使い勝手はいい)音としてはSC-CX101-Mに変えて大変満足しています。
通常は下の写真のようにどちらでもいいのでスピーカーケーブルを挿すと普通に音楽を聴くことができます。
高域、低域につないだり、高域のプラス低域のマイナスにクロスでつないだり、色々遊ぶことができます。
理論上は低域用ウーファーが動いた時に発生する「逆起電力」がジャンパー接続を通じて流れて音が悪くなるなどと言われています。アンプの側でケーブルを分けるとそういう負の影響は少なくなるというのがバイワイヤリング接続だと思ってください。
昔のアンプはABと2系統の出力を持っていたりしたのでそれぞれに接続したりしていたのでしょう。でも、今のDENONの最高峰のプリメインアップなんかはスピーカー出力が一つしか無いので、そういう接続もできなくなってきているように思います。
じゃあ、バイワイヤリングはいったいどのようにつなぐのか?
ここまでの記事を見ると、いくらするんだろう?そのケーブル?って感じですよね。
何万円とか数十万とか、そんなんじゃないですよ!
チープオーディオを満喫できる、お手頃な価格の製品を買ってみました。
WYVERN AUDIOさんの「バイワイヤー スピーカーケーブル(2本一組)」7,880円
WYVERN AUDIOのケーブルは安くて満足度が高いので重宝しています。
見た目の迫力も半端ないっす。この値段でこの威圧感(笑)
ページの一番上のホースとの比較見てくださいよ。笑えます。ですので、水道のホースに中身がぎっちり詰まったというものですから、取り回しはそんなによくないです。
そうなんです。1本のケーブルから4本の線が出てるんです。
ケーブルの重さでアンプのピンが曲がるといけないので、ケーブルは壁に固定しました。
そうなんです、最近はこのようにアンプからの出力をケーブルを分岐してスピーカーに接続するバイワイヤリング接続が増えています。
バイワイヤリングは意味が無いとか余計に音がとかいろいろな意見はあるようですが、私としてはスピーカーケーブルのグレードを買えたという意味合いが強いので、低域のスピード感が増してボーカルの輪郭がよりはっきり聞こえるようになった感じです。以前よりは格段に音がよくなったという印象です。
8,000円弱でこの威圧感と満足度は「バイワイヤー スピーカーケーブル(2本一組)」はかなりおすすめです。知らない人が見たら超高級なケーブルに見えること間違えなしです。
AVアンプ「DENON AVR-X1700H」との相性もバッチリです。今のところ全く不満なくデスクトップでサラウンドを楽しめています。
目指しているのは満足度の高い「チープオーディオ」なので、あまりお金をかけずにオーディオライフを十分楽しめるバイワイヤリング接続でした。