デザイン事務所の現場から少し変わった目線でApple関連の情報を発信。

「Pro Display XDR」も発表されたし、改めてデザイナー(グラフィックデザイン)とディスプレイの関係をまとめてみました。

その他

Pro Display XDR」が発表されましたね。このモニタが6Kなのはなぜなのか?という事も含めて、デザイナー(グラフィックデザイン)とディスプレイとの関連を改めて考えてみます。

デザイン事務所では最近はiMacを使っているケースが多い気がします。「Apple Cinema HD Display」を見かけることも少なくなってきました。グラフィックデザインの分野においてはこの23インチモデルは大きな指数のひとつになると考えています。下の写真はiMac Retina 21.5インチモデルとApple Cinema HD Display 23インチです。大きさもそんなに変わらないですね。

でも、この2つには決定的な違いがあります。

A4の用紙が原寸で表示できるかできないの差です。Apple Cinema HD Display 23インチ(1,920×1,200)という通常の23インチディスプレイより縦長な比率の画面になっています。多くの23インチディスプレイは(1,920×1,080)の解像度で縦が短い使用になっています(下写真)。

Philipsの23.6型ワイド液晶ディスプレイですが、上の写真ではA4が実寸でギリギリ表示できそうですが、実は数mmA4の紙の方が大きい。メニューバーを考慮するとさらに1cm弱、表示ができない部分が出てきます。アップルは印刷デザインの分野に力を入れることで、デザイン業界に愛され続けてきました。あえて異形の比率のモニタを販売したのもそういう大切な理由があるのでしょう。ちなみに、Apple Cinema HD Display 23インチはA4が画面に2枚表示が可能です。

デザインの業界で最も多く見かけるのがiMacの27インチでは無いでしょうか。A4は十分ゆとりのある広さで実寸での作業が可能です。ただし、2枚の表示が限界で、B4は原寸でははいりません。また、A4の横づかいで横に2枚いうのもサイズ的にはいりません。Apple Cinema HD Display 23インチに求められていたものはすべてクリアして、さらにゆとりある大きさが、iMacの27インチがデザインの現場で重宝されている理由だと思います。

私は仕事でBENQの「PD3200U」という4Kモニタを使っています。「Pro Display XDR」とサイズ的には同じです。おもに使っている解像度は(3008×1692)で少しスケールアップした解像度で使用しています。「Pro Display XDR」は(3008×1692)をRetina表示(倍密度)で表示でき、解像度は2倍(面積比では4倍)の6K(6016×3384)です。

「Pro Display XDR」のディスプレイサイズと6Kの発表があったときには、あ〜やっぱりその解像度で使うよね32インチは!と自分の使用環境と同じ事に満足しました(笑)。

せっかくなのでPD3200ではなくXDRディスプレイののディスプレイ画像で説明します。32インチだとB4サイズが原寸で2枚。A4サイズの横表示が2枚はいります。また、A4の縦ファイルを3枚表示(下写真)することもできます。「Apple Cinema HD Display23」とiMacの27インチには大きさの差はあれど、実寸表示できる用紙構成が同じでしたが、32インチになるともう一段あがってさらに実用的になります。

BENQ PD3200UではイラストレータでA4縦表示で三枚を実寸で作業できます。

ちなみにA3を縦に2枚表示するには37インチ以上のモニタが必要です。8Kの解像度の商品が安くなってきたら、実用的なこのサイズのモニタも出てくるのではないかと考えています。実用サイズは(3360×1890)でしょうか?8K(7,680×4,320)に対して半分以下の解像度での使用ですから密度はかなり高そうですね。8Kを4KサイズでRetina表示(倍密度)するとするならば、43インチのディスプレイが最適(ピクセル数と表示サイズの関係)という事になりますが、巨大すぎるので、デザインの現場においては実用的ではない気がします(視線の移動だけでも首やその他に負担がかかる)。

今回はディスプレイのインチサイズと用紙サイズの関係についてでした、次回はディスプレイをピクセル数と表示サイズの関係についてデザインの現場からレポートしたいと思います。

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