先日からいろいろと起こっているMacとSSDの相性問題ですが、今回はケーブルやらケースやらの相性のお話。
今日はたまたま知り合いのカメラマンさんが弊社にデータの受け渡しに来ていたので、コピーが終わった後に速度を測らせてもらいました。
測定をさせてもらったのはYottamasterのUSB 3.1 gen2(10Gbps)ケースにWD ブルーをインストールした組み合わせ。以前と比べてWD Blueも x4仕様になっているので価格も安いですし、上限に制限のあるThunderbolt向けに良いマッチングの製品なような気もします。
さて、そんな話はともかく。
使用していたのは上記の環境なのですが、なぜかUSB3.1 gen2なのに速度が500MB/sを超えていない。
ケーブルかなと思って手持ちのThunderbolt 3ケーブルで再測定するとちゃんと1,000MB/s程度速度が出るようになりました。
付属のケーブルの問題かと思い過去記事の「ORICO USB-C NVME M.2 SSDケース」に付属のケーブル(1,000MB/s動作を確認)を差し替えると同様に500MB/sどまり。
ORICOだと10Gbpsで動作するのに、、、。
Yottamasterのケースだと5Gbpsの速度しかでない、、、。
無理を言ってORICOのケースに「WDS100T2B0C-EC」を差し替えさせてもらい再度実験をしてみました。
ORICOのケースだとケーブルにかかわらず1,000MB/s近いスピードが出ます。
ということはWDのSSDの問題ではなく、ケースの問題であることがわかりました。
なんとなくYottamasterとORICOって限りなくにた商品構成でなので兄弟会社かどちらかのOEMブランドなのかと勝手に思っていますが、発売時期が違うのでチップ等の違いなのかもしれませんね〜(もしかしたら製品のロットの問題かもしれません)。
でも、Thunderbolt 3ケーブルだと10Gbpsで作動するという謎(きっとこのあたりにこの問題の根源がある気がしていますが)。
まぁ、そういうこともあるのでいろいろと安めのMVMeケースの選択にも注意が必要ですね〜という情報でした。
※先にも書きましたが、この商品自体は問題なく、実験した機器固有の問題の可能性もあります。