新しいMacBook Air M2搭載で堂々登場。カラーバリエーションは4色。
Appleさんわかってますね。というカラーバリーションで登場しました。事前の情報ではiMac系のPOPなデザインになるかもとの噂がありましたが、ミッドナイトとスターライトを追加してくる辺りはユーザーの心理をわかっているという構成となっています。
エンジニアの苦悩がうかがえるMagcSafe 3ケーブル。電源は新たに35Wの2ポートのUSB Cを採用。
メモリの最大容量が24GBにアップされました。
M2に関しては予想通りCPU比較で18%性能が向上しているので、それほど体感できるものではない進化ですが、メモリの最大容量が24GBとなったことで、ほとんどのユーザーがMacBook Proを必要としなくなったともいえるかもしれません。
MacBook Proとの差別化か?外部接続のディスプレイは1台のまま?
この辺りは発売されてみないと詳しいことはわかりませんが、公式ページには「1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hz」との記述があります。
WWDC前に多くのサードパーティーのメーカーからM1 Macを複数のモニタに出力可能なハブが発売されていることを考えると、このような機器を利用することで、縛りを回避できそうな気はします。
SSDの速度はアップしたのか?
明確には記述されていませんが「速くて大容量のストレージ」という表現をあえて使用している所を見ると、MacBook Proと同等の7,000弱MB/sのSSDを搭載しているのでは期待できます。
製品のレビューを楽しみにしましょう。
本国のアメリカでは少しの値段のアップですが、日本では円安の影響もあり大幅な価格の上昇となりました。
●M1 MacBook Proと同じ構成で価格を比較すると(1T SSD、8コアCPU、8コアGPU、16Gメモリ)
186,700円→248,800円と62,100円も値上がりしている事になります。
だったらMacBook Pro買えるじゃないか?と言いたいところですが、こちらも値上がりしました。こちらのコラムで記載した構成で比較すると。
●Mac Book Pro 14インチ(8コアCPU、14コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M1 Pro、32GBメモリ、1T SSD)
305,800円→358,800円(53,000円の値上げ)
●Mac Book Pro 14インチ(10コアCPU、24コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M1 Max、64GMメモリ、1T SSD)
409,800円→484,800円(75,000円の値上げ)
黒いMacは2006年に発売されたMacBook(ポリカーボネート)以来ですので優越感ありますね。
その昔黒いMacBookがあったの知っていますか?(ジョブズが来る前のAppleのノートも黒かったですが)。今回のミッドナイトの色をみて2006年に発売されたポリカーボネートのMacBookを思い出しました。
M2 MacBook Airは買いかどうか?
新しいカラーバリエーションとデザイン。24GBの最大メモリ容量(このなんともいえず16GBでは足りないけどというかゆいところに刺さるスペック)。M2搭載これだけで購入するに十分といえると思います。
価格の件は、経済の問題なので受け入れるしか無いと思いますが。それを除けば「買い」ですね。
ただ、実際実機で試してみないとわかりませんが、おそらくM1とM2は少し処理が早くなった程度の差だと思います。現状M1のマシンを持っている方は、買い換えを検討する必要は無いと思います。
買い換えであればIntelのMacBook Pro13インチを使っている方、IntelのMacBook Airを使っている方にとっては買い換えるにふさわしい機種になっているのはないでしょうか?
私であれば24GBメモリ、1T SSD、8コアCPU、8コアGPUという構成を選ぶかな。発注が始まったらスタッフ用に1台購入を考えています。
※下のコラムにも書きましたが、SSDの速度がどうなっているかを見極めてからの購入がベストかと思います。体感の速度は結構変わります。